竜の口から矢除け石

中山道を通る旅人や慈雲寺の参拝者のために作られた竜の口は、参道の脇にあります。この石造の龍頭は、江戸時代中期に岡谷・旧横川村の山田金右エ門が作り、現在まで続く歴史ある水場です。
石で造られた参道の左右には多くの石造物があり、階段を上がると武田信玄ゆかりの矢除け石があります。川中島の合戦に向かう途中にこの地に立ち寄った信玄は、この大石には矢よけの法力があると聞き、武田勢はこの矢よけの法力をこめた御札を拝領し戦場向かいました。

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